Diary On My Journey

ヨーロッパ1人旅から始まったDiary〜インドとバリはちょっとお休みですがヨガもします〜。バンコク、ノルウェイ、フランス、スイス、イタリア、ギリシャ、マルタ、スペイン、ポルトガルの旅記録。 いつもは、ヨガ修行のため、中央アジアと東南アジアをまわっていましたが、ヨーロッパは未知の旅になるので、記録に残そうと思いスタートしたBlog。 日々の気づき、過去旅、交通手段・宿・観光・ヨガ・出会い・空港ラウンジ情報

洞窟の個室でサントリーニ最後の夜

サントリーニの最後の日は、ぐちゃぐちゃしていたギリシャでの経験が
少しだけまとまった気がする。

イアのめちゃくちゃ広い部屋で、
1人、誰かの物音にも邪魔されず、ゆっくりと寝た。
早く起きて、テラスで午前中は海を見て過ごそうと思っていたけれど
目覚ましをせずにいたら、起きたらもう9:00を過ぎていた。

テラスのドアを開けると
目の前に綺麗な青い海と、青い空。
こんな素敵な朝が、ある?
あったよ。

この辺りは、毎日ほぼ天気が変わらない。
この時期はいつも天気がいいらし。

アネールの部屋を覗いたら、いなかった。
もう早く起きて、チェックアウトしちゃったんだろうか。
昨夜アネールが、あとでビーチの行き方教えてっていってたのに
私は部屋にこもったまま眠ってしまい、話をしないままだった。
朝、会えるかなと思っていたから。
なんか、ごめん。


目覚めてメッセージを読んだ。
サントリーニのような
そんな場所にいけてしまうのだから、何でもできるねと。
そうなって帰りたいですと答えると、
今までもやりたいことやってきたと思うよと返事をくれた。


確かに。やりたいことやってきて、
そしてあと、私は何を探してるんだろう。
何かをこの旅に探している。
バンコクを出るまで、それがわかってたつもりが
ちょっと、わからなくなってきた。

なんか、思考を初期化されてしまった感じ。

一人で旅をしていると
経験や出会いが色んな事に導いてくれるとはいえ、
1人で考え、1人で答えを出してしまうとこがあるので
そうやって、少しのやりとりでもハッとさせてくれる事は
凄く心の支えになる。

海と空をふと見上げたら、
はっきりわかった事が、ひとつ。
もう、自分らしくない生き方は出来なくなったということ。

※はいここからまた
まどろっこしい女の回想日記です。
飛ばして、写真が出てくるあたりから、
イアの風景をどうぞ。※


去年の年末に、敗血症になって緊急入院した。原因不明。
血圧があがってこなくて、主治医に後から実はヒヤヒヤしてましたと言われた。
主治医も、知り合いのお医者さんも首を傾げる。

熱がようやくさがり、血圧もあがりはじめた4日目くらいで
気付いた。

ここ数年、時間を惜しむくらい働きまくっていた。
旅の時だけは年に一度は1ヶ月とか、まとまってお休みはもらっても、
普段は昼も夜もいくつも仕事を掛け持ちして、暇な時間を作らないようにしていた。
働いてないと、その時間がもったいなかったし
その一つ一つの仕事も全力だった。
学校も通っていて、休みがあっても宿題や論文を仕上げるので終わる。
更に仕事と仕事の合間に英会話や自分の体力作りに通っていた。
身体はかなりハードだったはずだけど、
何とも辛くなかった。
だけど、自分らしさを失ってまで働いていたと思う。
周りから、無理するなと言われても無理している自覚がなかった。

入院してもなお、
医者に言わせれば
下手したら死ぬかもしれない状況の中、
私は病気で休んでる暇なんてない、
やらないとぃけないことが、いっぱいあるのに!
今すぐ出して仕事に戻らせて!って思った。

でも、そう愚痴った連絡の返答に、
魂の友からの
強制終了だよっていうメッセージが来て、
ハッと我に返った。ワーカーホリックだったのかもしれない。

病気はその、結果だったと思う。
自分の目標に向かって頑張っているつもりが、自分を見失っていた。

今年は、旅と修行イヤーにすると決めていたから
どちらにしても、今年はあまり働けない。
だから、その分働かないとと思ってた。

そうやって30日まで仕事ギチギチだったのに、
人より早い年末の休みに入ってしまい、病み上がりで迎えた今年。
そして、愛犬の旅立ち。

これからどうにでも出来るし、どうにでもなれるのだけど、
いざそうなると、どうにも出来ないものだ。

一つには、自分らしくいれるようにと思う。
けど、自分がいま探しているもの、求めているものに
混乱が起こっている。
ギリシャがそうさせているのか、何なのか。

大沢たかおさんが演じる深夜特急ギリシャの部分が見たくなった。

ギリシャからイタリアへの船で、今までの旅を回想するシーン。
ここギリシャで沢木さんは何を思ったんだっけ?と気になった。

YouTube で見てみる。
最後の船で、沢木さんは喪失感を得ていた。

私は明日、サントリーニからアテネに帰り、
翌日はマルタ共和国へ移動します。
今回のヨーロッパ旅の大元になった場所、マルタに。
因縁のマルタに。

私はギリシャを去る時に何を感じるだろう。

シェアハウスのオーナーから
阿蘇山噴火で私の車に積もった灰を自分の車を洗うとついでに
Renadondaちゃんのも洗っといたよって連絡がくる。
本当に有難うございます。長く放置したら傷むときいていたので
助かりました。

今日は、イアをチェックアウト。
今夜はまた泊まっていた宿に戻ります。

朝食は昨日買っておいたヌガーを食べる。
ココナッツと書かれていて衝動的に買ったけど
甘くて
砂糖取りすぎた感にちょっと、嫌気。

12時までゆっくりして、
バスに乗る前に、イアの街を少し最後に歩く。


イアは、穏やかなエネルギー。


海と、入り組んだ小道の景色を見ながら1時間くらい歩く。
素敵なショップを見ても、変な欲ももう起こらず
ただただ、気持ちいいなぁという気分。
また、イアにいつか来たいなと思う。

バスセンターに向かうとちょうどフィラ行きが来ていた。

チェックインは15:00。
時間があるので今日はペリッサに向かって
ブラックビーチに行こうと思っている。

フィラについて、まずは、お昼ご飯。

なんとなく、お手軽フード店が並ぶエリアを発見。

ギュロスもあるし、中華もある。
どうしようかなーと、ずっと通りを歩いてメニューをみていると、
声を掛けられた。

あのホテルマンのニック!
え!また!何でいんの!?

そこでランチを食べ終わったとこ。なんだそうだ。
いい色にまた焼けてるね!という。
今日は鏡をみて、本当にそう思った。焼けすぎ。

イアはどうだった?という話から今日はどうするの?
と言うので
ブラックビーチに行くっていうと、
それはベストな選択だ、自分も仕事前に一緒に行って泳ごうかなという。

君も泳ぐ?というので、嫌だと言う。
何でっていうので、
嫌いだから、見るのが好きと答えた。
前回から、嫌だと言ってるのに、私に泳ぐ事をめっちゃすすめてくる。
子供の時に溺れてから海で泳ぐのは恐怖だと言っているのに。

怖がって力が入ると筋肉が硬くなって浮かないんだ、
気持ちを楽にすれば、勝手に浮くからというが、
そんなの、わかってる!でも、その怖い気持ちを打ち消すのが出来ないのっ!

一緒に行こうかなという言葉はスルーして、
私はこれから、ランチに行ってくるね!と言った。

1人で気ままに最後のサントリーニをすごしたかった。
夜、またくる?って言われたけど、これも何となく誤魔化した。

人気がありそうなギュロス屋さんに決める。
毎日ギュロスは飽きるのだけど、
節約の為と、
いつも食べてると習慣で食べたくなってくる。
習慣とはこわいものだ。


うまし!ここの、人気あるだけあって、美味しいなぁ。
多分、日本に戻ったら、ギュロスの味が恋しくなるかも、
こんなに毎日食べてたら。

バスセンターに行く。
ペリッサ行きがまだ、オープンじゃない。
数分待ったけど、なんか直ぐに乗り込めない事で気が変わる。

ビーチに行きたいけど、フィラのカフェからも海なら見れる。
バス往復分でコーヒー代の足しになるじゃん!

フィラの街を、今日でしばらくお別れだなぁって思いながら景色を楽しみ進む。
あ、バス代片道分で、ジェラート食べれるじゃん!
気になってたパッションフルーツジェラート食べよ。

味は、普通だった。朝から砂糖とりすぎだった。

この間いった、海を見下ろすカフェを探すが、見つからなくなる。
あれ?どこかな?と歩いてたら、感じの良い、やはり海を臨むカフェのお兄さんが
飲み物でもいかがですか?と言ってきたので
アイスエスプレッソできますか?と聞いたら、
もちろん出来ますよと、受け入れてくれた。

また、フレッドにする!
わーい。美味しそう!
しかし、生クリームには少しの砂糖を、コーヒーはウィズアウト シュガーでと頼んだのに
コーヒーがめっちゃ甘い。
MAXコーヒーでしょうか。これ。

砂糖とりすぎだっちゅうのに、甘いコーヒーは苦痛なのですが、
いい景色も見せて貰えるし、いいや。
しかし、耐えきれず
水を注文する。小さいボトルがいいと言っても
大きいのしかないとのこと。
しゃーない。

目の前に、ボルケーノ。
多分、エーゲ海のエネルギーの中心スポット。

ちょうど、日本でも阿蘇山が噴火したばかりだけど、
火山があるところの地のエネルギーって、本当に強烈。
向き合っていると、その強烈なエネルギーをチャージしている気分になった。

海は、美しくて穏やかなのだけれど
今までにこの海が、沢山の文明、人々の喜びも哀しみも全部飲み込んだんだと思うと
海は、
全てを知っているという深さを感じる。

なのに、こんなに穏やかななのは
ただ、ただ受け入れて、
また何事もなかったように、時を繰り返しているんだなと思う。

海の水といえば、
水の科学というムービーを昔、インドのアシュラムでみた。
水に、言葉をかけて、結晶を見ると、
言葉によって結晶が変わるの。

愛してるだとか、有難うとか、
ポジティブな言葉の結晶は美しい形をしているけれど、
汚い言葉の場合は結晶がグロテスクなの。

人の身体も殆どが水で出来ているから、
綺麗な言葉や感情でいれたら、きっと綺麗な結晶の集合体でいれるね。


ついさっき出て行った中国人カップルが戻ってきて、
食事をしている西洋人夫妻に、
タックスがどうのこうの言っている。

他のそこら辺の店では、taxはインクルーズだった。
ここは、こんなにとるのは変だとか言ってる。

夫妻はまだ払ってないからわからないという。

私にも中国語で聞いてきた。
いやいや、アイムノット チャイニーズ。
食事にtaxは払ったか?と聞いてくる。
私は飲み物しか頼んでないし、まだお金払ってないと答える。

よし、話はわかったといって
西洋人の旦那のほうが、店員に何か物言いに行った。

ここは、taxをとるのか?他はインクルーズみたいだぞみたいなことを言ってる。
そして、席に戻ってきて
気分が悪い。出よう!と奥さんに言って
食事、飲み物そこそこに、
少し店の人とやりとりして出て行った。

中国人も一緒に出て行った。

嫌な空気。

なんか、私も流れで出ようかな?という気分に一瞬なったが、
もー、
なんでも、い〜や〜。

頼んだ通りに出てこない甘いコーヒーでも、
デカくて飲みきれない水出されても、
もし、多額なtaxとられても、
こんなにマッタリな空間と時間を頂けてるのだもの。
カリカリしないで、もう少しサントリーニの海を楽しもう〜。


サントリーニは、おすすめだな。

愛する人、人達と一緒に来たら
10倍素敵な時間になると思う。
私1人でも、こんなに素敵な時間を持てたから。
でも、多分、私みたいな変わり者以外は、1人だと寂しくなっちゃうかも。
フィラやイアはロマンティックだからね。


いつかまた、今度は1人じゃなく
愛する人か、人達とこれたらいいな。

もう17時、夕日を見てから帰るか迷ったけれど、
チェックインして、夕飯を作って、明日の出発の準備をしなきゃ。

確かに、ビルは高かった。
コーヒーと水で10ユーロ。
その辺のフレッドなら2ユーロだもんね。


歩いて30分宿に向かう。

この帰り道は、サントリーニ滞在中何度も通った。
めっちゃ泣きながら帰ったこともあった。

でも、今日は、すっごく気分が良くて、清々しい。
ペットロスも、ほとんど出て来てない。
サントリーニ有難う、ギリシャ有難うって思った。

これから私はどうしたらいいか、具体的なことは何も決まってないけど
何か少しわかった気がする。自分らしくってこと。
その自分らしさを、次はちゃんと理解したい。

混乱して泣いて歩いた同じ道が
清々しく気持ち良く、
そして明後日から行くマルタが楽しみになった。
今回の旅のメインのマルタで、もっと何かがわかる気がする。

帰り道も、チラチラ海が見える。
この景色のおかげでいつも、片道30分の歩きも苦にはならなかった。

ホテルマンに、サントリーニに住みなよって言われて
すごく憧れたし、心穏やかに海の側で暮らしたいけど
今はなんか違う。

色々終わったら、
それからいつか、こんなような所で、穏やかに暮らせたらいいな。

途中スーパーによろうと思ったら、日曜日だけ15:00までだった。
食材は冷蔵庫に野菜が残ってるから、それで夕飯つくろ。

バスストップで、西洋人カップルに
ここからカマリに行きたいけど、どっちですか?歩いて行けるか知ってますか?
と、聞かれる。

何のシチュエーション。
私が最初に、カマリにここから行けると思う?って誰かに聞いた
逆バージョンだね!
任せて!

バス停のアクロスにいたので、こっちのバス停だと逆方向だよ。
(方向音痴が偉そうに)
こっち来て!と道を渡って、バス停に貼ってある路線図を見せる。
今、私達はここ。カマリはここ。
このイエローラインでフィラから来るバスがあるよ。と、教える。
(前回、言われた通りに、偉そうに)
じゃ、私達はここで待ってたらいいの?と言うので
そう。そしてバスがきたらサインをチェックして!
色んなバスが通るから。と、アドバイス。
私はここから、カマリに行ったよ!と安心させる。

えへへ。前は聞いた側なのに、なんだか得意気だな。


宿に着く。
今日は、ドミじゃなくて洞窟タイプのシングルにしていた。
洞窟で暮らす感じが、懐かしい気持ちになるのは、どこからか。

なんと!キッチン付きのバスルームつき!
たった4ユーロ違いで。
おかしいな。予約したときはバスルームは共用のシングルだった。
多分、空いてるからアパートタイプに入れてくれたんだ!

わーーい。共用キッチンではなくて、お家みたいにのんびり出来る!
しかも、インテリア可愛いし、洞窟の部屋に更に洞窟、Buddha様がいる!!

なんてなんて、私好みのお部屋。
あぁ今夜一晩だけなんて勿体無い。
寝たら今日が終わっちゃうから、夜更かししよう( ´ ▽ ` )ノ


外にも専用ミニテラス。

なぜか入り口は和風ののれん。

同じ食材、同じ主食のパスタなので
一昨日と全く同じメニュー。でも、自分専用のキッチンで
周りを気にせず、マイペースに料理をしたからか
この間より美味しい。

このコーヒー作るやつ、初めて使った。
これ、フィルターで入れるより濃くなって美味しいかも。
日本帰ったら買おうかな。

サントリーニ、のんびりしたなぁ。
明日はフェリーで5時間アテネに行きます。
アテネについたら、前のドミに戻り
翌日のマルタに向けてパッキングです。

サントリーニ最後の夜に
素敵な洞窟部屋で、1人静かに過ごす時間は
ゴチャゴチャしていた私のギリシャを最終的に穏やかにさせてくれるのでした。

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