欲しい物の根底に隠された、本当に欲しい物には意外と気づいていない

今日は、蠍座で新月を迎えました。

今週中、3日間も餃子を食べに行った。
そして、"凄いものを見てるな"っていう体験をする。

以前からよく行っていた、カウンター数席だけのお店の中国人のリーさんが、
それまでは雇われていたのだが、独立して
新しいお店を出した。

前々から、「自分でやったら？」って常連さん達にも言われていた。
そして、とうとう待望のオプン。
（リーさんのタイムラインでは、オープンではなくてオプンになっていたと同僚が言っていた）

2ヶ月半、リーさんの餃子が恋しかったよ。
水曜日にオープンして、みんなで駆けつけて
昨日も今日も行った。

お店にいると、次々にお客さんが来て、
満席だと、
皆んな、「リーさん又来るねー」と声を掛けて行く。
小さな屋台みたいな店で1年やったかやってないかのうちに、ファンがいっぱい。
もちろん、料理は美味しい。
でも、何より
みんなリーさんが好きなのだ。

リーさんのお店は、豊かさで溢れていた。
リーさんとリーさんの料理が大好きなお客さんで溢れ、みんなニコニコ。
リーさんすげー。
もう、あっという間にまた、この店も手狭になるかもしれない。

初日、待望のメニュー表には
可愛い誤字脱字。
ちゃンポン。
とり肉とナツ炒め。
コーラー。

可愛すぎるリーさん。
そして、リーさんの作る皮からの手作り餃子は
人生ナンバーワン餃子に並ぶ美味しさ。
（1番は伊豆高原にあるので、そうそうもう行けない）
から揚げも、多分人生ナンバーワンレベル。

前の店の時から、みんな店の名前をよく覚えてない。
リーさんとこ行こ。と言うので、まるで店名が"リーさんとこ"
今日も大繁盛でてんやわんやなリーさんを気遣い、
みんな、「リーさん今注文していい？」と、リーさんを呼ぶ。

私も、分け合った餃子では物足りず、1人じめで一皿注文したいが、
忙しそうなので、誰か注文したら便乗しよ。と、状況を待つ。
後ろのお客さんが注文したので、
キタコレ！と、「私も餃子ー。」とすかさず頼む。

出来上がった餃子を、りーさんは
「はい、Renadonda さんの」と、目の前に置いてくれた。
なんか嬉しい。特別な餃子みたい。
そーいうとこだぞー。リーさん。愛されるのは。

店内で撮ったリーさんの写真をLINEで、
"リーさん、いつもありがと"と送ったら、
"いつも有難うございました"と、ちょっと変な日本語で返信をくれた。

昨日は、随分とナイーブになってテンション低かった。
今日も、出だしは少し気分を引きずっていたのか、
あるちょっとした事で、
ある意味は大人な対応で、ある意味は意地っ張りな言動をした後、
「私は、ほんとうは良い子なんかじゃない！！o(｀ω´ )o」と叫びたくなって、10秒泣いた。

が、もうその後は、ケロリとケロリン。
何だっけ？もう、どうでもよ。
良い子でいいのだ。これでいいのだ。大人だもの。

さて、昨日書こうと思っていた事の続きを書きたい。

最近、クライアントさんやら知り合いやらの発言から、
"仕事やお金、もしそれが満たされていたとしても、
さてはて、自分にはそれだけなのだろうか？自分は何を本当は求めているんだろう？"っていう自問を聞く。

以前、宝石の営業マンをしていた人に、こんな話を聞いた。

ジュエリー店にピンキーリングを買いに来た女性がいた。
なぜ、ピンキーリングを？と聞いてみると、
ある知人がピンキーリングをしていて、素敵だったという。
営業マンは、よくよく話を聞いているうちに、
その女性はピンキーリングが欲しいのではなくて、
その知人の素敵な女性に憧れている心理を見抜く。
営業マンは、そこを多分擽って、ジュエリーの販売をしていくのだ。

先日、昨年の尾道日記の、
自己理解→自己表現→知足満足と書いた事をUPしながら振り返り、
一年経った今、改めて思った事があった。
onmyjourney.hatenablog.com

自分が欲しい・したいと思っている事って、
意外とこのピンキーリングみたいなものかもしれない。
本当はもっと根底に何かある。

私自身の根底にある事。
自分でどれ位わかっているだろうか？70%くらいだろうか？
まだ、見えていない事があるだろう。

自分についてもそうだけど、
私は、ヨガのインストラクターであり、ヨガセラピストなので、
クライアントさんと向き合う上で
クライアントさんの根底にあるものを見出したいと思う。
ピンキーリングが欲しいのではなくて、素敵な知人に憧れているという人の、
"さらにその奥にある何か"を。
時には、もしかしたら、その根底にある事の気づきを導いた上で、
そこから違う方向へと、軌道修正を導く必要があるかもしれない。
それは、私がヨガなどを通して、その人が幸せに豊かに気づきが起こせるよう導く使命が、今はあるから。

相手に同化して、ダイブして。
そして、私は今、それがしたいのだ。
私にとってのヨガはピンキーリングかもしれない。
ヨガを教えたいわけじゃない。それを通して、したい事があるのだ。
もっともっと根底にまだ何かある事は、まずは今出来る事をしていけば、もっと明確に見えてくるんじゃないかと思う。

昨日の日記に
「Renadonda ちゃんは幸せに楽しく日々過ごしている？」と聞かれたと書いた。
onmyjourney.hatenablog.com

そして、色々話をし、
「どれ位満足で、どれ位の割合で自分が望む生活が出来ている？」と聞かれる。

私は、"幸せに楽しく過ごせている"と答えたものの、割合にしたら
「65%」だと答えていた。

数字にしたら、低いと思った。
「あら？意外と低いかも！」と言うと、
「やりたいこと、どんどんした方がいいよ。
明日死ぬってなった時に、100出来てたら死ねる。
まだ出来てないままだったら、死ねないだろ。
したい事、もっとした方がいい。」
と、言われた。

「ですね〜。先延ばしにしてますね。
やー、まだぜんぜん、したい事出来てないからまだ死ねない状態です。
最後の恋もまだしてないし！！」

「おーー！！しろよーー！！」

「しろよって、どうやってしたらいいんですか！？
それが、一番難しい！！」

「俺に聞くな！」

と、本当は最後の恋なんてまだしたくもないが、
そんな感じで、話が冗談にそれていったけど、
根底にある自己実現したい事が何なのかを、自分で理解する事はそうそう簡単ではなかったりする。
そこにきっと辿り着くまで、100なんかにはならないのかもしれない。
たった今のやりたい事すら、やれてなければ、そこに辿り着いていかないだろう。
今、しなければならない事ではなくて、
何か根底から沸き起こって表面化した、やりたい事をまずはやってみる。
という事が、まずは大事なんだろう。

今日、別の人にその話をしたら、その人も
満足度は奇遇にも65%と答えた。

「65って低いよね〜？」と言ったら、
「65%だったら、いい方じゃね〜？」と言っていた。
多分、その数字がどうこうより、それが自分にとって高いと思うか低いと思うかなのかな？

「それ、今度リサーチしてみるわ。
みんなどれ位の割合か。」

「おー、してみてくれ。
あと、その人の気質も書いてな。」

「気質！？」

「あ、例えばサラリーマンだとか経営者だとか。それによっても違うだろ。」

「なるほど。でも欲深い人だと、いつまで経っても割合は低くなったりするかもね。」

という訳で、ボチボチみんなに、聞いてまわって、
"コイツ変な奴"って思われてみようと思う。

ともかく、まずは自分が今、奥の方からやりたい事が少し沸き起こってきているので、
それが思う存分出来る環境を作って行こうと思う。
もう、ピンキーリングの段階ではない。
来年の目標だな！自己実現を見てから死にたいしね。

ま、そんな新月でした。

さ、明日はマンツーマンのヨガが夜のみ！
Amazonプライムで、1番かっこいい西島秀俊さんが出ている、
クリーピーを見るぞ。香川照之さんとの最強タッグの映画ー。見たかったやーつ。
プライムにあがった！
楽しミィ。

あと、久々に競馬する。マイルチャンピオンシップ！12月にかけてG1が楽しい時期だよねー。