真理はない & 困るから、居なくならないで。という宇宙の秩序

次のヨーロッパの旅で、
サンマリノ共和国にも行ってみたいかも。と思い始めている。
もし、ハンガリーからベネチアやフィレンツェに行けそうだったら、ついでに。
イタリアの中にある、世界で5番目に小さい世界一自由で平和な国。と、TVの世界遺産でやっていた。
イタリアとの間はパスポートいらずで行き来出来るらしい。

ところで、先日、私の主治医とも言える鍼の先生から電話があった。
鍼に来ているクライアントさんがヨガをしたいので「紹介して欲しい」と言っているそうで、
「電話番号教えちゃってくださーい」と話していた。

そして、その男性から電話があった。

話をしていると、
「いやー、鍼の先生から
"真面目でストイックにヨガされてる人だから、冗談通じないですよー"と聞いてたんですけど、
そんな事ないですねー。安心しましたー。」
とおっしゃった。

えー´д` ; 鍼の先生にそんな風に思われていたんかーい´д` ;
そんな真面目な話した事もないし、ストイックでもねぇ。
むしろ、怠け者ヨギーニだ。先生の何かギャグをスルーしちゃったか？？

「インドに行ったりしたんですよねー？僕は真理も知りたいです。
先生はもう、真理がわかりましたか？」と聞かれた。

話すと長くなるので、
「いやー、それを求めてはいますが、
それは、死ぬ直前までになっても
わからないかもしれませんねー」
と答えた。

真理なんて、もしかたら、ないのかもしれないと思う。
あるかもしないけど、ないんだと思う。
ある。とした時点で、宇宙の膨張を止めてしまうようなもんになる気がする。

哲学の歴史の中で、最近の共通の見解では、
"真理なるものは存在しない"
というところに辿り着いているというが、
この見解は、とてもしっくりする。
少なくとも、この次元で生きてる間は。
どんな偉人、聖人が見た世界も、真理かどうかは、わからない。

色んな国を旅して、広く浅く色んな哲学や宗教をかい摘んでみて、
そして、特にヨガをして、ヨガの哲学や宗教感を学んでも尚。
段々そう思えてきた。
各分野に真理はあるし、ない。
一元論や二元論もあるし、ない。

全部、あるし、ない。

今のところの、それが私の真理。
この私の真理すらあるし、ない。
無限のループ。
無限っちゅうのは、そういう事なのかもしれない。
それをあらわす言葉が、この次元にないから、あるし、ない。としか言えない。

ある。もしくは、ない。だけになると、この無限さが産まれなくなってしまう。

ある、ない。の二極が、らせん状にグルグルと巻き付き合っている。
一本の本筋になってのぼっていく。そんなイメージだ。
DNAみたいに。
ヘルメスの杖や、しめ縄みたいに。

気の流れのイダとピンカラ(陰と陽)、男性性と女性性。
全部、二極でひとつ。

色んな神様だって、いるし、いない。
"私は、ブッダファン"とか、怒られそうな言い方をするけど、
隣人に感謝したり愛するように、どの神様の事も、愛するし感謝するし敬うし、
神様って高いレベルのエネルギー体なんだと思っているけど、
私も、神様も、隣人も、本来は同一人物？なんだろなぁとかが、今のところの仮説。

"神様なんかいない、自分は自分を信じてるから神様なんかいらないという事"と、
"神様を信仰している事"とは、結局同じ事を違う角度から言ってるんじゃ？
と、思う。
それが、依存になると違ってくるわけだが。

確かなものは、自分の中にしかない。

真理は人それぞれ、見出すもので、
自分の真理は、これからも、探求していくんだろうなぁと思う。

大事な事は、真理をどこに求めるかだ。
外に求めてもない。今の真理は、今の自分の中にしかない。
ただ、外のものは、それを自分に気づかせてくれる。

と、そういうのが今のところの私の真理についてなんだけど、こんな事は電話じゃ話せないし、
そんなわけで、さくっと電話では誤魔化した。
来週からヨガに通われるとのことで、有難うございます！ウェルカム！

そして、今日は
彼女もいらない、結婚も別に。という
"お互い、こじらせてるわねー"っていう男子と話す。
onmyjourney.hatenablog.com

自分の存在意義みたいな話になった。

「自分なんて居ても居なくても、何も変わらない」と言う。

「えー。そんな事はないでしょー」

「別に俺が居なくても、貴女は困らないだろー？」

「うん、まぁ困らない」

「(￣◇￣;)」

「あ、いや、誰に対してもよ？困るか困らないかという質問だと、
全ての人に対して、居なくなっても困らない」

「まー、あなたは人とちょっと違う生き方してるからなー」

そして、なんやかんや話は続く。

「居ない存在にもなれる」

「何それ、とうとう無の境地にはいった？」

「そういうわけじゃないけど、居なくなれると思えば、何にでもなれると思わん？」

「何にでもって、例えば山とか？」

「そうそう。俺をこれから"山と呼んで"」

ちょうど私は、神戸から戻った日に、山の"ように"とは考えたとこだった。

「Mr.マウンテン！そうだね、きっとなれるね。てか、いま◯◯さんを山に見る事も出来るよ。あ、もう今、山に見えてきた。すぐに土砂崩れ起こしそうな山だけど笑」

「はー？笑
いや、なれるんだよ。ただ、なり方がわかんないだけ。」

「そうだね。なった事ないからわかんないだけで、なれるね。」

「なれるんだよ方法がわかったら。時間はかかるかもしれないけど」

「時間がかかるかもっていうのも、それも自分が作った制限だよね。」

「あ、だなー。」

「じゃ、億万長者にもなれるよねー」

「なれるね。」

「じゃ、なろー」

「おー。なったら、買われてくれ（飼われて？）」

「どういう事？かわれるって」

「性の奴隷で」

「はーー！？絶対やだ。私の存在意義はどこ行った？笑
え、ていうか私が買われるの？」

「そう」

「いや、私が億万長者になるんだよ」

「いや、俺がなるんだよ。よし、競争な」

「いいよ、競争ね。」

「今、俺は居ないかもしれない。居ると見えてるのは、そう見えてるだけかもしれない。」

「だね。どう、今、私いま山になったけど、山に見える？」

「うーん。ま、丘くらいだな」

「丘ー。笑
多分さ、何になろうとも本質ってのだけはあるんだよ。
この世から消えようが山になろうが億万長者になろうが・・。
あ、なんかわかった！」

「さっきさ、
居なくても困らないって言ったけどさ、
◯◯さんが、たった今、全ての中から本質までも消えて居なくなったら
この宇宙は絶妙なバランスを崩して、崩壊しちゃうんだよ。
ピュって◯◯さんを、この中から取ったら、ガラガラガラガラ〜っと崩れる。
ジェンガみたいに。
たった一欠片のワンピースでも、◯◯さんも、このテーブルも、小さい蟻も。
たった今の、この瞬間には、全てのものは宇宙にとっては
バランスを保つ秩序には必要なものなんだよ。」