Diary On My Journey

ヨーロッパ1人旅から始まったDiary〜旅するヨガインストラクター。旅日記と日々の気づきとヨガについて。いつもは、ヨガ修行のため、中央アジアと東南アジアをまわっていましたが、ヨーロッパは未知の旅になるので、記録に残そうと思いスタートしたBlog。

マルタの古都メディーナと神聖な空間でヨガ。知らぬ人とバスを待つ

マルタ再上陸 7日目


マルタはあと、2日間も残っている。

昨日、ゴゾで乗馬が出来た事で、マルタにきた甲斐があったなぁと思う。。
既に、ジンジャーが恋しい。本当に素敵な経験だった。
でも、もう今朝には退屈を感じてる(´・_・`)


どうせ戻るなら、
やっぱグラナダにも戻ればよかったなぁって思う。
グラナダの、色んなカルチャーが潜んでる感じが
今の退屈な私には、惹かれる。
というか、多分私は、スペインが好きになったっぽい。

が、ウダウダしてたら、もったいない。
マルタでまだ行っていなくて、面白そうなところを探した。
メディーナに行った後に、ヨガに行く事にした。
方面が同じなので、ルート的にいい感じ。

宿のある海沿いのサンジュリアンから、マルタの真ん中のメディーナに行ってモスタドームという教会の近くのヨガスタジオに、バスで移動する予定。

Mdina/メディーナは、みんなイムディーナって読んじゃうみたいだけど
現地の人達が言うには、メディーナと呼ぶのが正しいようだ。
いわゆる古都です。

あと、メディーナから徒歩ですぐのラバトという所に
地下通路や洞窟があって、聖パウロの地下墓地もあるんだとか。
そこも行ってみる予定。


サンジュリアンからメディーナ行きの直通バスは、1時間に1本しかない。
または、首都のバレッタなどに行って、乗り換えでも行ける。

直通バスの時間に合わせてバス停に向かう。

ギリについちゃった(´・_・`)
暫く待ったがバスは、こない。
時刻表よりバスが早く来ることもあるし、もういっちゃったのかなぁぁ(´Д` )
待ってる女性達に聞いてみる。
"202番のバスは、もう行ってしまったか知ってますか?"
と聞くと、
その内の1人の女性が
"私もまってるけどまだ来てない"と教えてくれた。

だいぶ待つ。同じバスを待ってる女性は、バスが来ない事に苛立って、
他のバスが到着する度に、運転手に"202が来ないけど、どうなってるの?"と聞いている。

待っていたら、
後ろから誰かが、ソワっと触るので
振り向いたらパサンだった。いつもの笑顔で立っていた。
学校の合間で昼寝に宿へ戻るとこだったみたい。
待ってるのが退屈だったから、偶然のバッタリに嬉しくなった。
どこ行くの?と聞かれて説明する。
パサンは、じゃ夜にねと言ってハグして宿に歩いて行った。

そこから更に、いくら待ってもバスはこない。
待ってる女性と話し始める。

スイスから語学学校に1週間きてる女性だった。
私からしたら、みんな既に流暢に英語しゃべれてるのに、
凄いなー。
"あなたは十分じゃない?"といったけど、
"まだまだ、勉強が必要"って言っていた。

彼女は、一度日本に行ったが、ひとつ驚いたことがあるという。
それは。日本人は英語が全く出来ないこと。
これは、本当によく言われる。
知り合いの男性と京都で会ったらしいが
彼も英語が出来なかったらしい。

"じゃ、どうやってコミュニケートしたの?"と聞くと
"携帯使って笑"といっていた。

そりゃ驚くよね。こんだけの先進国でありながら、
教育も行き届いているはずなのに英語力がナシって。

女性から、メディーナのまえに、ナクシスっていう所に一緒にいって、
それからメディーナ行かない?と提案される。

時間があれば、1人で行くより、楽しいかなって思いOKする。
が、まだバスはこない。

それから、なんやかんや話す。
ボーイフレンドは?仕事は?と聞かれたり、だんだんお互いの身の上話に。
彼女は結構おネェさんだったけど、独身で看護師だった。
"チョーかっこいい"って言ったら、
照れて"そんな事ない"って言うから、
"尊敬するお仕事ですよ"と話す。

今年は、バリの語学学校でもサーファーの看護師さんと出会った。
なぁんか、かっこいいなみんな。
趣味や勉強に、時間を上手に使って世界に飛び出して、
活き活きと生きていて。

色々、話をしていたら、
長くとりすぎた退屈なマルタの時間も、重要な時間に思えてきた。
退屈ー、プイっ!てなったけど、きっとプイっとなったままでは、ここを去れない。
まだ何かを思い直すのに重要な時間として、あと2日間が残ってるのかも。

しかしまぁ、バスは40分以上まてどこない。
逆方向にいくバス停から、バレッタに行って乗り継ぐ手もある。
彼女から、
"そっちに行く?"って聞かれたが、
出来れば直通に乗りたいのと
ここまで待ったのに移動したとたん、こっちにバスがくるパターンが嫌なので
"もう少し待つ"と言うと、彼女も留まった。

が、それから雑談して待つも、
1時間以上たっても来ない。

彼女は痺れを切らして"あっちに移動して、乗り換えて行こう"と言った。

私は待っても良かったんだけど、
彼女が、そうしようと言い切ったので、
反対側のバス停に移動した。

そっちでまた暫く待っていると、
パサンが向こうのバス停の方に歩いて行くのが見えた。
パサンが昼寝してる間、ずっとバス待ちしてたってことだよね(´・_・`)

移動したバス停に、Valetta行きのバスが来たので、乗ろうとしたら
スイス女性が、"202のバスが向こうに来た!"という。

えーー!?今!? ∑(゚Д゚)
判断どうする!? ´д` ;

私は"we try to get that one!"と彼女に言って、走り出した。
彼女が後ろから、
"走って行って、バスを止めといて!"といいながら、追いかけてくる。
っつうか、
走るの、おっそっ!!( ;´Д`)
彼女の走りが、ビックリするくらい遅い。
全然、進んでないように見える。
私が早いのか?と思うくらい遅い。

乗り込む人がまぁまぁ居た為、すぐにバスは出発せず、
彼女も間に合った。
彼女はまた運転手に、"1時間半も待ってたのに、どういう事?"と言っている。
そして、たった少し走っただけで、真っ赤な顔で息切れしていた。
大丈夫か?
席が一個空いていたので、"あなた座って"と座らせる。

バスに乗ったものの、凄い渋滞でなかなか進まない(´・_・`)
彼女に、ナクシスに行ってるとヨガに間に合わなさそうだから、
"私は行かない"と言うと、
彼女も"行かない"と初めは言っていたが、
"頭が痛くなってきたから、やっぱり外に出たい、
ムディーナでまた会いましょう"
と言い、ナクシスで降りて行った。

ムディーナには、Fontanella /フォンタネッラという
チョコレートケーキが有名な、景色のいいカフェがあるから
そこにぜひ行ってと教えてくれた。


1時間で着くはずのバスは、渋滞で全く到着する気配がない(´・_・`)
部屋をでてからもう、3時間以上たっている。
ナクシスどころか、
もう、ヨガも間に合わないかも。

そして、
ムディーナに着いたのはもう16:15だった。
ヨガに行く為には17:00ちょい過ぎのバスでここを出ないとだから、無理だなぁ。
もう、急がずに諦めて、彼女が教えてくれたカフェで
チョコケーキを食べて、まったりするかー(´・_・`)

ムディーナは、静寂の街と今では言われていて、
首都がバレッタになってから、ひっそりとした街になってしまったようです。
聖ヨハネ騎士団が守っていた要塞の街が、美しくそのまま残っている感じ。
門を抜けて、エリアに入っていく。


大砲も今や子供の遊び道具。

ガラス細工屋さん


カップルや夫婦達は、モデルのようなポーズをとる女性を男性が一生懸命に撮っている。
確かに、絵になっちゃう美しい街並み。



お気に入りの色彩。

ちょっと、寂しい感じの哀愁漂う街並み。





ビューポイント。

しかし、何だか結構すぐにムディーナをまわりきってしまう。
教わったカフェも、店終いっぽい。

Rabatの地下墓地にも行こうと思っていたが、
もう遅くて、1人で行くのが何だか怖いからやめとく。

結局、30分くらいでまわれちゃったので、
ヨガへ行くバスに間に合った。

チョコケーキをGETできなかったので、
バス停近くの売店でチョコドーナッツを買い食いする。

ヨガスタジオ近くに、モスタドームという
世界で3つ目に大きいドームの教会があるので入ってみたかったが、
時間がないのでバスからのみ撮影。

夜は、美しくライトアップされていて、バスで遠くから見ても目立っていた。


ヨガスタジオ到着。

入り口は、え?ここっ?てかんじなんだけど
中は可愛いスタジオだった。
内容はビギナーさんでもOkレベル。

とても神聖な気分になれる空間だった。

すーーっと、メディテーションに入れた。
メディテーションしてクラスの開始を待っていたら、
そのまま、クラスの流れもメディテーションからスタートした。

始まってすぐ、脳天に言葉が来た。久々ぁ。
"愛を信頼して。もっと。"

だそうだ。

確かに、昨日はジンジャーを信頼しているとリノに言ってもらった。
そっか。
同じように、もっと多くの愛を信頼すればいいんだね。
やってみよう。もう、今からすぐ!

夕飯は、グリーンカレーを作って食べた。

パサンが、22:00頃から毎週金曜日にある学校の週末パーティだけど
1時間だけ顔だして、すぐ戻ると言って出て行った。
明日は、ヨガもなくどこも行くところがない。
でも、最後の日だ。パッキングとか、しないとね。

メディーナは、あっという間に見終わる地味な所だったけど、
スイス女性と、走った事は面白い思い出になった。( ´ ▽ ` )ノ


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