Diary On My Journey

ヨーロッパ1人旅から始まったDiary〜旅するヨガインストラクター。旅日記と日々の気づきとヨガについて。いつもは、ヨガ修行のため、中央アジアと東南アジアをまわっていましたが、ヨーロッパは未知の旅になるので、記録に残そうと思いスタートしたBlog。

ゴゾ島を、1日で何周も周る

今日はゴゾに行く。
本来は、
ゴゾで2泊くらいしてゆっくりローカルバスでまわるつもりだった。
ヨガもどこかでしたかった。
しかし、
ギリシャから疲れ果て辿り着いた今の宿は居心地がよく、
すぐに、もう、ここにずっといよう。と決めた。
ここからゴゾに行けばいいんだ。

ということで、今日1日でゴゾをまわる。

まずはバスで、ゴゾ行きのフェリー乗り場に行く。

バス停に、朝まで飲んで今から帰る酔っ払いが数名いる。
昨日、パサンと散歩して帰ってきた時、
すでにこの辺は
六本木のように、飲みに出てる人で溢れていた。

頭から血を流し、上半身裸の男子が、女子2人がいた。

私を見つけ、
おーシー スピークス チャイニーズ。と、
隣の女性に無茶振りしていた。
ようはこの女性は中国語喋れるから、
私に彼女と会話してみて。みたいな。
アイムノット チャイニーズというと、
オー シー スピークス ジャパニーズ。と、無茶振りアゲイン。
私は、マジで?と返事した。
彼女は、苦笑いで彼を無視していた。

その後も、ちょいちょい彼女に絡んでいたら
通り掛かりの社用車がとまり、
マルタ語でよくわからないが、
多分、仕事に向かう途中らしき2人は
彼女達に絡むなと注意してるようだった。
そして、女性達に、この車に乗りなさいと、助けたようだった。

連れじゃなかったのか。
そりゃ、無茶振りにも突っ込まず無視するよね。
頭から血を流してるし。もう固まってるけど結構な流血笑
でも、私には、ただ飲んで暴れる君になっちゃったヤツくらいで、
そんなに危害はなさそうに見えた。

バスが来たので、乗る。
暴れる君も、乗ろうとしたら、君は乗れないと注意されてるようだった。
裸がダメなのかどうかはわかんないけど、職員のベストをとりあげて着て、
はい、これでいいでしょ?というやりとりをしていた。

表向きは裸だからということかもだが
血を流した酔っ払いを乗せるのは危険という判断なんだろうか。

前の方の席に座って、出発しろと言って、言うことをきかない。
前の方に座っていた婦人たちが、怖いのか後ろに移動してきた。
バスは出ない。
職員が誰かに電話している。そのうちバスのエンジンがとまった。
えーー。どうなんの。

警察呼ぶのかな。
無理やりは追い出さないみたい。

朝の出勤の人もいるだろうに、遅刻しちゃうよ。
私もフェリーに乗れないよ。

でも、いいや。のんびり行こう。

後ろにもう一台バスが来た。何人かが向こうに移動しだしたから、
暴れる君をここに残して
私達が移動するのかと思ったら違う番号のバスだった。

そして、
さっきまでバスの中にいた黒人さんが、暴れる君を立たせてバスの外に連れ出した。
そして、バスはやっと出発した。

黒人さん、ありがとう。
バスは、黒人さんに腕を組まれ歩く、暴れる君の姿を追い越した。

私としては、彼が吐かなきゃ、それでよかったけどね。
多分、バスでは暴れなかったよ、彼は。
頭からの血も、多分、喧嘩じゃなくて、転んで打ったんじゃないかな。

バスはフェリー乗り場に到着。
ゴゾでは、HOP ON バスを使うことに決めていた。
ヨーロッパどこにもある、二階建ての観光バスで、
主要な観光スポットをまわってくれて、乗り降り自由。
Wi-Fi完備、日本語ガイドつき。
ゴゾに宿泊するなら、ローカルバスで小分けに移動したかったけど
1日で周るとなると、ゴゾはバスの本数も少ないらしく、見どころひとつひとつが離れてて
多分、難しい。


初のHOP ON HOP OFF。

ちょうどフェリー乗り場で、HOP ONの人に呼び止められ、色々説明してくれて、
ここで買えば18ユーロが15ユーロだよって言われ、
これ幸い。

紙切れを貰う。
これをどうするの?ときいたら
ドライバーに渡せばチケットに変えてくれるという。

バスは船降りたら、すぐ見える?
今ここに停まってるみたいに、見てすぐある?って、色々聞いたら
必死に見えたのか
腕をスリスリしてなだめるように、心配ないよ、すぐ見つけられるよと言ってくれた。

あれ、さっき血まみれの暴れる君に絡まれてた女性2人だ。
飲み帰りかと思ったら、ゴゾ行きだったのね。

9:00のフェリーまで、エスプレッソで待つ。
マルタきてから、外で一切飲食してなかったから、
久しぶりのエスプレッソ。

今日はランチも久しぶりの外食だー。

フェリーに乗り込む。
みんな、誰かと一緒にいるのを見て
ちょっとだけ、1人なのが寂しくなった。

でも、ゴゾいっちゃえば好きに動けるからね。

昨日、パサンも言っていた。
旅は1人がいいって。
自分で選んで自分で決める。
目に入ったものに惹かれて、瞬間そこに行きたい!と思ったら自由に行ける。
ツアーはもちろん、誰かと行くと、
あそこ行こうと言っても
相手が行きたくないというかもしれない。

そう。その通り。
周りに気ぃ遣いで、でも、わがままな子は、一人旅が向いている。

では、そういう類の人は、どうやってパートナーと生きるのだろう?
無理じゃんねー。

外の景色を楽しみながら進む。


日本語ガイドもある。


大自然を抜けたかと思えば、
街の狭い路地をギリギリに走ったり。

大聖堂などを通り過ぎ、

まずは、ご試食できるお店。トマトのコンフィとか。

さ、次行きますよ。

途中下車は自由。

私は1番見たかった所に1番に行く!


見えた!アズール ウィンドウ

やっぱり、美しいし、結構な迫力。



ダイバーの人達も、どこかに向かっている。

ここだった。

今、岩の上にいる人、1人飛び込んだ!
もう1人は、だいぶ、躊躇している様子。

飛んだ!

これ、めっちゃ危険。助走たらず手前に落ちたら。。

いったん、ヴィクトリアというゴゾの中心にあたる街に戻ります。

後で、ここのカフェに来ようと下見。

ゴゾチーズっていうのが気になって、美味しければ買って帰ろうと試食。
でも、ちょっと私には酸味が強くて好みでなかった。

少しブラつく。



無料で色々知れるミュージアムにちらっと入る。

英語の文字の説明で脳が疲れるから、すぐ出たが
無料なのに、けっこうちゃんとしたミュージアムだった。

チッタデッラという大城壁へ向かう。

中世に造られたが、17世紀には騎士団たちが
島を守るためにさらにしっかりと再建したようだ。




なんか、スポンジみたいなブロックだ。

見渡しが凄い!


さっきの、下見していたカフェに行く。
サンドを食べようと注文して、
バスの時刻表みてたら、今すぐ乗った方が、いい感じ。
急遽、テイクアウェイにしてもらって、バスに乗る。

走ります。

世界遺産にもなっている神殿へ行く。
先にミュージアムに。
なんか、立派なスカル。

ジュガンティーヤ神殿。

紀元前40世紀とか。もはや人が造ったのではなく、
巨人の女性が造ったという伝説の域になっている。

今まで見てきた綺麗な神殿の遺跡ではなく、もはや石を積み上げただけに見えるもの。
見方によっては、瓦礫です。
でも、積み上げただけのものが、こんなに長い間そのまま残っているのが不思議だ。



80年代に、落書きというか、落彫りが流行ってしまったようです。

この風車も、一応見所らしい。

ゴゾは楽しみにしていた。
凄く感じるものがあるんじゃないかって。
でも、そうでもなかった。
多分、私の心の変化。


なんか、わかんなくなってきたな。旅の仕方。
今まで、旅で経験するひとつひとつに、
有意義なものを見出そうと、注意深くなってきたのに、
マルタにきて、大きな気づきを得たとたん、
何もかもどうでもいいようになってしまった。

ひとつ課題をクリアしたからだろうか。

でもひとつクリアすると、
次の葛藤がやってきた。
それに伴い次の恐れもやってくる。
それに、どう対応していくか。
その対応方法が、少しわかった今、
多分もう、これまでのパターンではなくなっていくだろう。


先日、
自分の本質が、何なのかがわかった。
私という人の本髄。
何かを選択する時に、
それを基準に考えてもいいのかもしれない。
もう、枠はなくなったのだし。

ゴゾもまた、昔の良さをのこしながら、
今やとても平和な島だった。

マルタは凄い気づきが起こったけれど、
結局ユンユンきたのは、やっぱりサントリーニだった。
あの辺りなんだ。私の探してた場所は。
多分、活動地域は広く、どちらも活動範囲だったのかも。

ビーチに行ってみよう!
マルサルフォン ビーチで降りてみる。
ビーチはやっぱり好きだなー。

なんか、冷たい物を身体が欲する。

フローズンにソフトクリーム!

飲みながら、浜辺を歩く。


バスに乗って、また戻ってくる。

次のバスは周遊ラストの回だ。
もう、降りたら帰りは自力になる。
でも、なんかまだ帰りたくないな。
ゴゾを感じたくて
最後にバスでもう一周する。




少し強めの風をうけながら、景色を見て走り、
フェリーでマルタ本土に戻った。

もう、19時過ぎた。
そこからまた宿まで約1時間、バスに揺られる。

しまった!!いま、バスで日記つけてて思い出した!
ゴゾからマルタ本土についてから思い出すなんて。バカバカ。

いつも日本でよくしてくれてるナイスガイに、

マルタいくんだー、ゴゾもいくんだーって言ったら
何とかっていう小説に、ゴゾの何とかっていうバーが出てくるらしく、
そこに行きたいから、ゴゾに行くのは夢だったっていう。

えへへ、すみません、お先にいっちゃいます。
写真とってきますねーって言ってたのに!!
バカバカ。

何でそういう大事な事を忘れちゃうんだ。
小説の名前と店の名前も、忘れたから聞かなきゃ聞かなきゃと思いつつ
日本への皆さんへの一切の連絡が出来なかった。

昨日も、バンコクで出会ったパワフルウーマン(ブログにも出てくる)から
連絡ないと心配よー、今どこーって来てた。
さーせん!!

なんというか、
1日が、
今いる場所についてを知りながら、次の行程を考え段取りしながら
日記でその日を振り返りながら、ブログアップで少し前を振り返りながら
そして、今の自分と向き合う。
っていうのが、毎日結構、頭フル回転なんです!!←言い訳。でも、本当に。
旅って、忙しいっす。

宿に戻って、シャワーを浴びて
夕飯を作りに上にいくと、パサンが勉強していた。

パサンはもうディナーを終えていたので
自分の分だけ作る。
リゾットにしようと米を炒めていたら、
何これ?と、不思議そうに見てた。

あなたは今日、ホールタイムここで勉強してたの?
と聞くと、
数を数えて、
10時間ここで勉強していたという。
クレイジーですね。

そして、
スッキリしてくる!僕のパソコン使っていいよといって
サーーッとジョギングにでかけていった。

え、iPadあるからパソコン別にいらないけど・・・
ブログUPしたいし、部屋に戻りたいのに、パサンのパソコンや荷物をを置きっぱなしだから動けないじゃん。
その場を去れないので、戻るのを待つ。

ジョギングしてシャワーを浴びてきたらしい。
多分、10時間も勉強してて、頭が朦朧としてたんだろう。
戻ってきて、私は引き続きブログをアップしている間、
パサンはアメリカ大統領選の何か動画を見ながら、眠ってしまっていたので、
起こして、部屋に戻るよと言ってそれぞれの部屋に戻った。


ベッドに横になって、メールマガジン登録をしている
星読みの人達のメールが来ていた。
今日は昼に満月だったから。

そう言えば、昨日の散歩道、月を見てパサンに
もう殆んど満月だね。明日かな?と聞いたら
うん、チベタンカレンダーだと、明日だと言っていた。

ゴゾで感じたこと。
ゴゾは私に、
もう、既にあなたは変わってきているのですよ
もう、次へ進めるよ。と、
言っていた。

それが、満月に同調してる。
今までの事がいったん満ちて、新しく進む為の新月に向う。

やっぱ宇宙の影響って凄いなと感じる。
詳しい内容を見てビックリする。

今迄の枠や当たり前が壊れ、自由になっていく変化を起こす配置になっているらしい。

もうお一人の方の星読みも、
4月あたりには、想像もしなかった自分に今なっていませんか?
新しい自分は
まだ変わったばかりで葛藤もあるかもしれないけれど、
今はまだ試運転。
心配せず試しつつ、新しい魂を磨きましょう。
みたいな事が要約すると書いてあった。

本当に、そんな感じを受ける満月のマルタだ。

まだ、見えてこない事もある。

今迄のようにはもう、やっていけないし、
自分らしいことしかもう出来ない。

自分を見失って、本質に沿っていない事を追い求めていたら
いくら何を手に入れても、心が満足しないのだろう。
自分の本質に沿って生きることが、結局、自分の人生を豊かにする。
だから、
人が生きていく上で、自分の本質を理解する事は、とても大切なんだなと思った。


明日は、寝坊するつもりです。
日中は、スペインのブッキング作業をしないと、
もう3日後にはスペイン入りだよ!!
夜はヨガに行きます。

おやすみなさい。

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