Diary On My Journey

ヨーロッパ1人旅から始まったDiary〜旅するヨガインストラクター。旅日記と日々の気づきとヨガについて。いつもは、ヨガ修行のため、中央アジアと東南アジアをまわっていましたが、ヨーロッパは未知の旅になるので、記録に残そうと思いスタートしたBlog。

秘密の楽園コミノと、幸せを感じた夜

ドミのベッドには、遮光カーテンがあるので
目覚めたら、自分がどこにいるのか、今はいつなのかわからなかった。

そうだった。旅してんだ。
マルタの初めての朝だった。

今日は、宿企画のコミノ島ツアー!
コミノは、マルタとゴゾの間の、人は住んでいないような小さい島。
Hotelも一軒か二軒はあるのかな?っていう感じなので、
大体、マルタ本土かゴゾから船で行く。

朝はフルーツとコーヒー。

気持ちいいルーフで。

9:30出発で、貸切バスでフェリー乗り場に向かう。
私の宿と、姉妹ホステルのゲストが参加する。
20名以上かな??
働いてる人達も参加してる。

いいね、この感じ。
言葉での説明はしゃらくさい。
うぇぇぇぇい!って感じ。


海沿いの道を行く。湾に沿ってグネグネ走ってる感じ。
やっぱ、私は島が好きだなー。

途中、ブワッと
ユンユンユンな感覚、体験に入る。
詳細はここには書かないとして、
そしたら、凄い事に気付いてしまった。

こんな事、本当だったら世界がひっくり返る。
書いた事が真実だったら、私、消される。
ので、これも書かない。誰にも言うまい。
言わないから、どうか消さないで。

そして、ここは、探していた場所のいくつかのうちの
一つだっていうことに、気づく。
ここだわ。最後の場所じゃないけど、活動してたとこは。
っていうポイントがあった。
(数日後に気づく、とても重要な事へ、繋がっていくので残しておく)


マルタ落ち着く!
なんだ、このしっくり感。


港についた。
コミノ行きの船を待つ間、
やっぱツアーじゃなくて個人で行けばよかったかな、
と、若干思う。
少しでも団体で待ってると拘束感。
自由になりたくなる性分を直さないとな。
仕事のときは、めっちゃめちゃ周りに気を遣ってあわせているつもり。
きっと反動で1人気ままに旅に出たくなるかも。

宿のワンコは、あちこち大忙し。
下まで降りてっちゃったから、
ニコ!あがってきて!カム!
というと、ちゃんとあがってきたお利口さん。
私の言うことでも聞くのね。

一緒に車の方に戻ったら、ニコが遠い目をして立ち止まった。
何?どした?
自分のパパの車を見てる。

車の下に猫がいる。

宿のワンコVSニャン。

自分の車なのに、猫が居るから、
なんなんだよこのヤロと思ってる。
だが、へっぴり腰。ジワジワつめよる。

船きた!乗り込むよー。

さっき、1人がよかったかなと思ったのも束の間、
ツアーでよかった!と思う。
テンション変わりやすいのも性分。

なんかテンションあがってきたー!

高速ボートで、飛び跳ねながらグングン進む!うぇぇぇい!
みんなも、テンションあがってる!

途中、見所にもよってくれる。


あるポイントに着いた。

みんな
ここの崖の上から飛び込むんだって!!





私は泳げないので、見て楽しむ!
すごーーい!!

なかなか、勇気が出ない奴を、
既に飛び込んだ皆が海の中から、
ユーキャンドゥーイット!と励ます。

いいなぁぁ。泳げたら絶対飛びたい!フライ!でしょ!

向こうまで泳いでる。いいなぁ。

ここは深いから水に入れないので、崖を登って景色を楽しむ。




そろそろ
移動でーす。島の中を歩いていくと。

ビーチ!

めっちゃ綺麗!!


なんだいこの島!めちゃ楽しい!
こんな楽園、予想以上!!

飲む日焼け止めを宿に忘れてきてしまう。
一番、忘れちゃいけない日に。

もう、諦めた。
ポカホンタスになる覚悟を決めました!
UVコンタクトをしてるんが救い。日焼けは目が体に信号おくるらしいね。

軽食のスタンドもある。





足が届く浅いとこまで、海に入る!

入りたくなるでしょ、これは。

海に入るのは
インドのプリー以来だ。
あの時は、水着もなく
水が怖いから入るつもりはなかったのに、
ボーイフレンドにカム ヒア!って海から呼ばれて
なんか一緒ならどうなってもいいやっていう気分で
勢いで服のまま入った。
スイーーートな、思い出。

それ以来は、絶対に誰が何を言おうと
海に入りたくない、怖かったのに、
今日はこのマルタの海に、自然に入れたよ。

泳げないから、首から上が出るとこまでで、ただチャパチャパする。

はぁぁ、ここ
楽しいなぁ、秘密のビーチみたい。

でも、もう楽しんだからそろそろ帰りたい。
団体行動だと、好きな時に帰れないのが難点。


宿の人が、今夜姉妹ホステルの方でBBQがあるから参加する!?
と、聞いてきた。
11ユーロで、あれもこれもetc...と説明してくれる。
が、理由をつけて断る。

昼間こんだけ、長時間ツアーに参加して、これから夜も飲み会的なのってキツイ!
し、食費節約のため、昨日スーパーで食材買い溜めてるのだ。

金曜日のゴゾ島のツアーはどうする?というので
それは多分行くかもと答える。

帰りは、またボートが見所スポットにちょいちょい寄ってくれる。

そしてまた、浮きあがるくらい飛び跳ねて進む!

港について、バスに乗り換え。

景気を見ながら、やっぱりゴゾは1人で違う日に行こうかなと決める。
ゴゾはちゃんと見て回りたい。
自分のペースで、周りに気を遣わずに。が、いいかも。


帰って、夕飯を作る!
もうね、盛り付けとかどうでもいいから、食べる!

チョコ味のヨーグルト。

食べ終わって、今日アップするブログを作っていたら
昨日のチベット君が隣に座ってきて、何してるの?って。
それから、色々話す。
昨日は 気さくな陽気なチベット人という印象のみだったが
彼がペイントしたという曼荼羅仏陀のペイントの写真をみせてもらい感動する。
以前、インドのオーロヴィルで参加したマンダラワーワークショップで書いた自分のお粗末なマンダラの写真も見せる。
あと、気に入っている砂曼荼羅の画像を見せ、
曼荼羅について、惹かれている事を話す。
ダライ・ラマの写真も見せてくれた。

私、本当はヨーロッパじゃなくて
ダライ・ラマチベット人がいる、ダラムサラに行く予定だったんだよ、
ヨガが目的だけど、チベット文化が好きなの。
と話し、
チベットのことや、旅のことなど色々話す。

彼の行ったヨーロッパの国々のことを聞き、
私も今まで行った国を挙げた。
北京行ったことあるけど、中国だけは、言わなかった。
色々あるもんね。チベットと中国は。

スーパーマーケットに行くけど、行く?何か買うものある?
と言うので
買わないけど、散歩がてら行くー。と、ついて行く。

せっかく来たからヨーグルト一個だけ、明日用に買う。

ちょっと、海の夜景を見ていこうと
通り道の湾のベンチで休憩しながらビールを飲む。
私は1缶飲みきれないから、いいよ、気にしないで飲んでって言ったけど
じゃ、半分こねと。

昨日、荷物を拷問のように引き摺りながら見た景色。
夜景も綺麗だなー。
少し話ししてから
彼は、BBQに行くそうだから、
もうあなたは
行かないとじゃない?と行って、宿に戻る。

戻って、シャワーあびて、洗濯して
マッタリ〜きもち〜と、ベッドで日記をつけていたら
チベット君から
BBQから戻ったよ。
ルーフトップにいるけど、来る?と、連絡がくる。
はやっ。2時間もたってない。

ふぇぇぇ。いま、めっちゃマッタリ〜中なんだけどなぁ。
きっと、BBQ帰りの酔っ払いの皆んながまた
たむろってんだろなぁぁと思ったので、
もうちょっとしたら行くね、と、日記をキリがいいとこまでつけた。

ちょっと、顔出すかぁぁ。
と、上に行ったら
ほとんど人が居なかった。


BBQ早かったねと行ったら
あっちのルーフトップは早く締めるらしく、すぐにお開きになったんだって。
もっと、パーティ的に飲むのかと思ってた。

ここは、本当に居心地がいい。
ポロポロ人が居て、自然と輪になる。
あんまりガヤガヤだとシンドイけど、
これくらいの人数で、
まったりの夜が心地いい。

チベタンのパサンが、
目の前の大きなビルを指して、
トップには、バーがあるんだよ。というので、
んー、ラグジュアリーなバーみたいな?と聞いたら
行った事ないけど、多分ね。上に登るだけで10ユーロかかるよ。
いつか、あのビルを買う。
そして、あそこで君と結婚式あげてパーティする。友達呼んで。と笑うので、
いいねって笑ったら、イッツドリームと言った。

叶う叶わない関係なく、嬉しそうに夢を語る男子の話を聞くのは好きだ。

日本には、あういう高いビルがいっぱいある?って聞くので、
ある。特に東京はもうフル。
ここみたいに空も見えない。星も見えない。と言ったら
マジで?と驚いていた。大袈裟だったかな。

順番に、曲を一曲チョイスして、順番に流していこう!
というルールが始まった。

皆んなが知らなくても、どこの国の曲でもいいって。

私の番がまわってきた。

何か一曲、皆知らなくてもいいというなら
やっぱり気分的には
Love letters to God.

外の風の気持ち良さと、
心地よいマッタリ感に
美しくてスピリットな曲が、心を更に穏やかにしてくれた。

何なの、この夜。素敵すぎる。
居心地がいい、場所と、人達と、音楽。

久しぶりだなー。こんなにリラックスするの。
日本ではもちろん、いつもやる事いっぱいだったし
旅もここまで、いつも緊張感でいっぱい。
このまま、ここのルーフのソファーで、眠りたい。
マルタ。落ち着く。幸せだー。

彼女と寝転がって寝ていたブラジル男子が
曲をきいて、これ Nahko bear?と聞いてきた。
そうだよ!と答えたら
Nahko medicine for the people!?と、もっかい聞いてくるので
そうだよ!知ってるの?と聞いたら、
こっちにきた。
新曲?と興味シンシンで、
ナコの良さを知ってる人が居て嬉しくなった。

この穏やかな感覚を忘れないようにしよう。
こんな感じで毎日いれる居場所を見つけよう。

パサンが、明日の学校は早い日だから、寝なくちゃということでお開き。
私もベッドに戻り、日記の続きをつける。
上のベッドのスイス女子は、ルーフに残っていて
2時半くらいにドミに戻ってきた。


まだマルタ本土とゴゾをまわっていない。
間にある小さいコミノ島からスタートだった。
あと一週間しかない。
最初の予定通り、もっと長くすればよかったな。マルタ。
初日、このドミに入った時から思ったけど、
マルタに戻るパターンもありかな。。

ポルトガル、イタリア、バンコクをどこか日数削ろうかな。
と、思い始める。
それくらい、居心地がいいマルタのエネルギーに包まれた夜だった。

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