Diary On My Journey

ヨーロッパ1人旅から始まったDiary〜旅するヨガインストラクター。旅日記と日々の気づきとヨガについて。いつもは、ヨガ修行のため、中央アジアと東南アジアをまわっていましたが、ヨーロッパは未知の旅になるので、記録に残そうと思いスタートしたBlog。

ギリシャより日本に想いを寄せまして

今日はいつもの旅の日記のアップの合間に
日本での時事問題?!について考察をギリシャより。

ところで、本日kanakan01さんのブログの中で
私のブログをpickupして頂きました。
有難うございます。先立ってお礼を。
色々褒めて頂いてなんだか恐縮です。


まだバンコクにいる間はヨガするか食べるかしかすることなかったので
皆さんのブログを読みにまわる余裕があったのですが
今はゆっくり時間がなく、
日本に帰ったら、読者の皆さんや星をつけてくださる皆さんのブログを
楽しみに読んでまわりたいと思ってます!

さて、今わたしはギリシャサントリーニ島に居ます。

世界で人気の島ですが、日本人には、ほぼ会いません。
今日はフィラからイアに宿を変え、
強い憧れだったイアのサンセットを宿のバルコニーからちょうど見終わったところです。
まさか、こんな若輩ものが死ぬまでにと思っていたイアに泊まって世界一と言われる夕日をみる日が来るなど。
有難い限りです。

日記の更新にずれがあって、まだブログではイタリアですが
この後のギリシャの日記では
色々、考えまくり、混乱し、ごちゃごちゃ日記を書いています。
そんなギリシャです。

ここサントリーニは火山で一度灰に埋もれた島。
また、ここギリシャはオリンピック発祥の国。

阿蘇山の噴火を今日知りました。
そして、オリンピックの為に樹齢百年の木を300本も切ろうとしている記事をみかけました。

なんか、リンクを感じています。

ちょうど、昨夜
地元のギリシャマンに阿蘇の話をしたばかり。噴火したなんて知りもせず。
サントリーニの島の目の前に火山があります。
今は低い山ですが、紀元前17世紀に大噴火しました。
そもそもは今のサントリーニの本土と繋がっていたんですね。
サントリーニの1番端のイアから展望すると、
ちょうど真ん中に火山があって、内輪の土地は海に沈んだ、
というか吹き飛んだのがよくわかります。
それはこのエーゲ海エリアのミノア文明を終わらせるものでした。
その時代の遺跡も残っています。
外輪山の残った部分が今のサントリーニ。
だから崖の上に街があるユニークな地形なんですね。

ギリシャマンは、もう死んでる火山だといったが、私の予備知識としては
休火山かと。
富士山も生きてる火山なんだよって教えてあげて、
きっとこの火山も生きてるんだよ、
今は、休憩、寝てる。と言ったら、
なんか表現が幼稚だったみたいで、
おーヨシヨシな感じで笑われた。

そして、日本には、富士山より高かった火山があるんだよ。
でも、噴火でほとんど消えてしまったんだ。
と、阿蘇山の話をしたところだった。
阿蘇は海じゃなかったから、内側に今、人が住んでいるけれど
阿蘇の噴火をしってなお、同じ様なカルデラサントリーニの海を眺めると
とても不思議な気分でした。

阿蘇山の噴火をしったのは、もう日本のニュースを全くチェックしていない生活だったので
シェアハウスのオーナーからの連絡でだった。
Renadondaちゃんの車にも灰が積もってるよ。って。
まじで。日本戻るまで、積もったまんまになっちゃう。
ちなみに私は熊本県民ではない。にもかかわらず灰がつもってるって!!

本気の噴火が起こったら、サントリーニもそうだけど
この後の日記で出てくるイタリアの火山に眠った街もしかり、
全てを終わらせてしまうことだってある。
私の大好きな阿蘇は今年は地震に噴火に大暴れだ。

インドの神様ナタラージャは
踊り狂って大地を踏む。そして破壊し、また他の神様が、創造し、維持する。
それを大地も人間も繰り返していく。
それに悲しみが伴っても、受け入れて柔軟に自分も形を変えて行くしかないのだね。
だから、心も身体も、柔軟でないと変化に対応出来ないのね。

破壊も必要とはいえ、以下の記事の破壊は
ちょっと違うと思う。

こんな記事をみた。かなり拡散中の記事なようだ。

【悲報】わずか2週間の東京オリンピックの為に、樹齢100年の街路樹300本が伐採へ 平和の祭典なのに自然を破壊するのかよ!! : オレ的ゲーム速報@刃


ギリシャオリンピアという土地がある。
オリンピックの発祥の地。大沢たかおさんも深夜特急で行ったところ!

古代ギリシャでは日々、戦いが起こっていた。
哲学者ですら、兵士として戦わなければいけない。
その時の王は、疲れ果てた兵士のストレスを危惧し、
神にどうすればいいのかと問う。
すると神はオリンピックを開催し、その数ヶ月の期間だけは戦争という闘いをやめなさいと言った。
スポーツで闘うのですと。
それが、世界中を一つにする平和の祭典オリンピックの始まりなのですね。


ギリシャに来て思うのは、
ギリシャって昔の叡智はヨーロッパに影響を与えるほど素晴らしいけれど、
現代では特にに変化を求めないし進化を求めないし
頑張らないし、色々ほったらかしだなって思う。
仕事振りも、やることはやるけど、頑張らない。
日本人からしたらサボってるみたいに見えるけど、
やることやってるから、最低限でいいんだよね。

というか、
日本「が」世界的にみて異常なのだ。
頑張りすぎの、何でも度が行き過ぎ。
過剰ワーク、過剰サービス、過剰インフォメーションetc...

このサントリーニだって25年前は人もこない貧乏な島。
たまたま一部は、大フィーバーだけど
ちょっと一部を離れたら、何もない。
ギリシャには最近まで遺跡がそのまま手付かずだった無人島がすぐそこにあったり、
アテネのど真ん中に大きな遺跡が残ったり
多分、日本みたいに、どんどん変わってきた国ではない。
もし、日本人だったら
とっくに有効活用
リノベーションを繰り返されてきたでしょう。
何かに操られて、かも、しれないけれど・・。

どっちがいいのかは、見る角度によるけれど
オリンピックの為に、大事に人々を見守って来てくれた樹木を伐採するって
後先考えずに変化するのは、アホです。短絡です。
その樹木を何故、そもそも植えたのでしょう?
そこから考えて欲しいです。

そして、もともとのオリンピックが何の為に行われているのかを
見直してほしい。
世界中の人が血を流さず、悲しみの涙を流さず、
流すのであれば、違う涙を流すためだという意図を。

変わりゆくことは、とても大事で、
でも、過去から得た叡智を残しつつ、新しい概念に向かうのがベストなのでは。
昔と、未来の中間に今があるなら、そのどちらもを尊重し、
今をどう大事に生きるのか。
イタリアでダヴィンチが教えてくれた二極の融合がやはり大切。

ギリシャで、そう思います。

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